下道1000キロ24時間耐久マラソンツー(大嘘)

いきなりですが皆さんの好きなツーリングのスタイルは何でしょうか?

 

マイペースに走れるソロツーリング。

大勢で走るマスツーリング。

自然を楽しめるキャンプツーリング。

荒れ地を走る酷道ツーリング。

と、それぞれ好みがあると思います。

 

おじさんはね…メーターの数値がドンドン増加していき、走りきった後にぬわつかするマラソンツーが大好きなんだよ!

と、いうことで23日は日帰りマラソンツーに行ってきたゾ。

 

ル↑ート↓
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片道500キロ超えなので往復で1000キロ。

休憩入れるとして…んー、まあ24時間内には帰ってこれるでしょ(適当)

 

なお、自身これまでの最長マラソンツーは伊勢神宮往復の800キロ。

1000キロはまさに未知の領域でお○んこ壊れるわぁ~。

 

出発は23日の0時スタート。

じゃけんそれまでにしっかり寝て体力回復しましょうね。

が、不幸にも会社の用事があり帰ってきたのは夜の19時。

急いで寝ようとするもなかなか寝付けず…

どうせ寝れないならと22日の22時に出発する事に。

ラソンツーなのに事前睡眠時間0分とか笑っちゃうぜ!

 

で、この時期難しいのは服装。

日中は30℃近くまで上昇するが夜間、朝方は冷える。

とりあえず外に出てみると割りと寒くない感じだったのでハーフメッシュパーカーにフルメッシュパンツで1919!

フルシーズン用のジャケットとパンツは25℃超えると辛いねんな…

 

準備も整ったので出発!
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帰ってくる頃にはこのメーターがどうなっているのか…

 

まずはR8で西へと向かう。

気温も20℃とまずまず。

順調に石川を通過し福井までくる。

夜間は車通りが少なく大変快速路。

 

2時間運転したあたりで早速眠くなる(クソ雑魚)

コンビニで眠眠打破を買い早くもドーピング。

 

敦賀では真っ暗な日本海を堪能しながら断崖を走る。

この辺は長距離トラックが多いが夜間のため速度も速く非常にスムーズであった。

 

R27に入り更に西を目指す。

黄色線の1車線が長々と続くのだが前に車がいないのでここもスムーズ。

 

で、ここから先がまだ走ったことのない道路となる。

ナビを信じてひたすら走る。

 

と、ここで気づく。

めっちゃくちゃ寒い。

気温をみると10℃。

アー、ダメダメダメ!寒すぎるッピ!

 

堪らず近くのコンビニで休憩。

暖かいものでも飲み食いして暖をとろうとするが…

暖かい飲み物のコーナー無し、おでん無し、中華まんとかも無し(絶望)

 

あ、そっか(池沼)日中は暑いくらいだもんな。

結局、コメダ珈琲が売っていたのでそれとバームクーヘンを食べた。

全く暖かくはならなかった。

 

6時頃になると眠気がピークをむかえる。

事故る前に道の駅で休憩。

ふと自動販売機をみると…暖かい飲み物が販売されている!!

缶コーヒーを購入。

あぁ~、生き返るわぁ~♨

 

そして眠気の峠も超えて今回の目的地である月山富田城跡地に到着。
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どうしてこの場所が目的地なのかと言いますと、戦国武将山中鹿助幸盛(以下、鹿助)祈月像をみるためです。

そう、私はこの鹿助のファンであります。

 

鹿助がわからないホモの兄ちゃんたちにどんな武将なのかガバ説明をしますと、

 

鹿助は中国地方の大名尼子家の家臣であり、尼子家滅亡後、尼子家再興のため尽力した武将。

 

情けない説明恥ずかしくないの?

そしてこの鹿助を語るに欠かせないのが、『願わくば、我に七難八苦を与えたまえ』と三日月に祈った逸話である。

 

ここだけ聞くと苦しくて辛いのが好きな変態糞武将に思えますがそうではなく、苦しみや難題よ来るなら来い!どんな困難でも乗り越えてやるぞという意味である。

 

この逸話に感銘を受けた私は以後鹿助のファンになったのだ。

ちなみに三日月に誓ったこの逸話は毛利三本の矢よろしく、創作である(デデドン)

 

と、いうわけで山中鹿助幸盛祈月像にご対面!


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おお、後光がさしていらっしゃる!

朝日くんがクッソまぶしくて正面から写真撮れないんですがそれは…

 
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しょうがないので違う角度からも。

その後祈月像にマラソンツーの七難八苦と無事の帰宅を祈りこの場所を後にした。

 

ん?
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歴史資料館あんねや。

よっしゃ、ちょっと寄ったろ!


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いつもの。

 

そして復路。

復路はただ来た道を帰るだけ…

と、考えていたがこの時8時半。

 

ここで前日にピエロン兄貴と夏にでも暗峠いっちゃいますか!いっちゃいましょうよ!と話していたことを思い出す。

…じゃあ、暗峠下見しにいこうか(狂気)

 

復路ルート。
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予定より150キロ程追加だけどヘーキヘーキ、平気だから。

パパパっと行って終わり!はい、よろしくぅ!

 

島根→鳥取→京都まではスムーズに移動できましたが…

ここでこのマラソンツーで一番キツかった大阪での街乗りに突入。

 

物凄い渋滞。

少し進んでは止まるストップ&ゴーの連発。

気温もいつの間にか30℃まで上がりエンジン熱も危険な領域に…ヴォェッ!

数10キロを一時間近くかけてようやく暗峠入り口に到着。

 

市街地の後ろにドンと山があるので面白い光景だ。

暗峠を通るのはこれで2回目の経験となる。

相変わらず冗談みたいな急勾配で笑えてくる。

なお、私のクソ雑魚写真ではこの急勾配を上手く伝えることはできなかったので
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とりあえず頂上の写真だけ置いておきます。

暗峠の急勾配は是非君達の目で確かめてくれ!

 

ここで時間は17時。

大阪の渋滞で大分時間を使ってしまった。

 

その後奈良から北上し京都→滋賀→福井に入りR8をひた走る。

滋賀では二度目の眠眠打破でドーピングをしたが、残り110キロ付近で急に意識が朦朧とし始める。

前の車のテールランプがぼやけて見える。

 

近くのマクドナルドに入り晩飯兼休憩するも全く回復の兆し無し。

ダメみたいですね…

 

それでも帰らなアカンと気力を振り絞る。

音楽の音量を最大にして脳を無理矢理起こす。

UDKの…星空を…最高やな! 

段々と脳が覚醒してくる。

やっぱクッキー☆ソングは最高なんやなって。

 

そして…
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25時間耐久マラソンツーは往復1196.9キロでカツアゲ、事故なく自宅に到着!

自宅に到着後は流石に即オチしました。

48時間以上寝ないのは危険がヤバイ!

 

で、今回のタイトルなんですが何故大嘘になるのかというと実はオール下道と言いつつも一部無料バイパス(R9やR161)を利用している点と、日帰りと言いつつも24時間を超えてしまっている点です。

いつかはこの点を無くし純粋な下道1000キロ24時間耐久マラソンツーを成功させたいですね。

 

最後に

今日一日様子を見ましたが特に痛めている箇所はありませんでした。

これは走行中(安全な状態で)に小まめに手首の運動や屈伸運動等をやっていたためかもしれませんね。

 

ただ

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パーカーの袖先が若干はみ出ていたのとグローブの隙間でクッソ情けない日焼け跡ができてしまいましたとさ。